「スパニッシュ・アパートメント」「ダンサー イン Paris」のセドリック・クラピッシュ監督が、ある家族に遺された古い屋敷と1枚の絵画をめぐる謎を、現代と19世紀ベル・エポックというふたつの時代を交差させて描いたドラマ。ノルマンディーの草原に佇む古い屋敷。100年以上にわたり閉ざされていたその屋敷の相続権を持つのは、互いに面識のない30人以上の一族だった。土地開発のため屋敷を売るよう迫られ、一族を代表して屋敷の調査をすることになったセブ、アブデル、セリーヌ、ギイの親戚4人は、そこで印象派の作品らしき絵画と、先祖アデルの手紙や写真を見つける。19世紀にノルマンディーからパリへと旅をし、ベル・エポックの時代を生きた女性アデル。彼女と絵画にまつわる家族の秘密が解き明かされたとき、それぞれの人生に新たな扉が開かれる。劇中には印象派の巨匠モネをはじめ、ルノワール、セザンヌら実在した芸術家たちが次々と登場。カルティエのCM撮影でクラピッシュ監督に見いだされたアブラム・バプレが現代パートの主人公セブ、「スザンヌ、16歳」のスザンヌ・ランドンが過去パートの主人公アデルを演じ、バンサン・マケーニュ、ポール・キルシェ、セシル・ドゥ・フランス、オリビエ・グルメら豪華キャストが脇を固めた。(2025年製作/126分/フランス)