世界から希望が消えたなら。

ベストセラー作家で、自身で出版社を経営している御祖真(みおやまこと)は、妻と3人の子どもに囲まれ、幸せな日々を送っていた。しかし、彼には誰にも話すことができない秘密があった。ある日の移動中に胸の苦しみを覚えた真は、外の空気を吸うために車から降り、庭園を散歩する。庭園で行われていた結婚式をながめ、娘がいつか着るであろう花嫁姿を思い浮かべた瞬間、激しい心臓発作が真を襲う。その場に倒れ込み、意識を失いかけた真の手に握られていたのはトルストイの小説「復活」だった。宗教家の大川隆法が製作総指揮と原案を手がけた。(C)2019 IRH Press

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