康太は親の仕事を継いで温泉宿を営みながら、つつましい毎日を送っている。ある日、小道で前を走る車の様子がおかしいことに気づいた康太は心配して車を止めるが、前の車を運転していたのは、康太が高校時代から推している元アイドルの鮎川舞子だった。舞子は夫が薬物で逮捕され、彼女自身も疑惑のなかで行方不明になっていると報道されていた。思いがけない出来事に混乱する康太だったが、これまで人生を照らし続けてくれた舞子に、いま自分ができることをしようと決意する。