「孤独のグルメ」の作画などで知られる漫画家・谷口ジローが1998年に発表し、2010年にルクセンブルク・フランス・ドイツの合作で映画化された名作漫画「遥かな町へ」を日本で新たに実写映画化。人生の折り返し地点を迎えた中年男性が中学時代にタイムスリップし、友人や初恋の人との再会、家族との時間を通して、自らの人生の選択を見つめなおす姿を描く。建築デザイナーとして働く48歳の中原博史は、仕事の出張帰りに故郷・鳥取の倉吉を訪れる。母の墓参りを済ませた帰り道、彼はなぜか1963年の町に迷い込んでしまう。そこには若き日の母や、妹、祖母、そして後に失踪する父の姿があった。意識は48歳のまま14歳の自分の身体に戻った博史は、思春期の少年として、再び家族と向き合うことになる。大谷亮平が博史役で主演を務め、1963年に生きる14歳の博史を及川桃利、博史の初恋相手・長瀬智子を磯谷萌々子、博史の両親を滝藤賢一と戸田菜穂がそれぞれ演じた。「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」「たたら侍」など地域に根ざした物語を描いてきた錦織良成が監督・脚本を担い、現在も昭和30年代の町並みが残る倉吉市でロケを敢行した。(2026年製作/126分/PG12/日本)
©︎2026 映画「遥かな町へ」BARCOS